CAREER
1960年、女子美附属高校卒業と同時に東映に入社。
「殺られてたまるか」のヒロイン役でスクリーンデビュー。
以後日本映画全盛期を代表するスター女優のひとりとして、東映在籍中60本以上の作品に出演した。
1967年、独立して三田佳子事務所を設立。
各社の映画、舞台、テレビ、出版等多分野に活動の場を広げ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞・ブルーリボン賞・田中絹代賞・芸術祭賞等賞歴多数。
その間、2度にわたるNHK大河ドラマの主演(1986年「いのち」/1994年「花の乱」)や1989年/1990年の紅白歌合戦の司会等もつとめる。
一方で、朗読の枠を越えた音楽家との共演や、自ら「役者唄」と語る音楽活動、唐十郎作品・宮藤官九郎作品への挑戦など、常に新しい表現を求めるアクティブな姿勢は変わらず、2015年に芸能生活55周年。